こんにちは、元保育士のくまぽんと申します。
子どもが8ヶ月から通った保育園を卒園し、いよいよ小学校入学。
寂しさ・嬉しさと同時に、幼稚園出身ママとのお付き合いも始まる春でもありました。
そんな子どもの小学校入学で感じたママ友の違和感と付き合い方について、体験談を書きました。
同じ気持ちを味わうママも、いるのではないでしょうか。
「ママ友」3つの違和感
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下の名前で呼びあう違和感
小学校のいたる所から聞こえてくる「〇○ちゃ~ん」と呼び合う声。
子どもの名前ではなく、ママ友同士の呼び方だと気づいた時、本当に驚きました。
うちの子どもが通っていた保育園は、少し遠い地域にありました。
同じ保育園からのお友だちは1人もいませんでした。
だから、子どもも私も1人きり。
小学校は、知り合いなんて誰もいない状態でのスタートでした。
そんな孤独の中で聞いた、下の名前で呼び合うママたちに違和感をおぼえ、仲良しアピールにしか見えませんでした。
集団行動する違和感
廊下には、ママ友グループの輪がいくつも出来ていました。
グループごとに、大きな声で笑ったり、しゃべったりと盛り上がっていました。
遠くにいる知り合いママを見つけると、大声で呼び再会を喜んだり・・・。
廊下での移動も、教室への出入りも大きな集団のまま、かたまって大移動。
ママ友の大移動が、いたる所に見られ違和感を感じました。
授業参観でおしゃべりする違和感
授業参観なのに、教室には入らず、廊下でおしゃべりに夢中な姿に驚きました。
「子どもを見なくてもいいのかな」
「何しに学校に来たんだろう」
私は、やっとの思いで仕事の調整をして授業参観に来たのに・・・。
図工の授業参観があった時、
子どもが自分の力で頑張っているのに、子どもの側に駆け寄り手伝うママがいました。
子どもの授業なのに、親が教室の中央までズカズカ入って行っちゃうんだと驚きました。
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初めての小学校生活の中で、自分の知らない世界を目の当たりにして驚くばかりでした。
私の感覚とママたちの感覚のどちらが正しいのかはわかりません。
世の中、それが普通だったりするのかなとも思いました。
ママ友つくる派?つくらない派?
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ママ友つくる派
初めて目にしたママたちの行動に違和感を感じながらも、
「ママ友がいると楽しいだろうな」
「仲良さそうだな」と羨ましく思ったのは事実です。
挨拶できる相手がいるだけで孤独感がありません。
いろいろな情報交換ができます。
子どもの友だち関係や先生のことがわかります。
ママ友つくらない派
一人の方が気楽です。
気をつかいながらの付き合いは、大変そうに見えます。
もしかしたらママ友は・・・
大変な子育てを助け合って、乗り越えてきた同志のような存在かもしれません。
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何でも、相談できる仲間なのかもしれません。
そんな本当のママ友なら、ほしいなと思いました。
でも実際は・・・
既にできているママ友の輪に入りにくいです。
フルタイムで仕事をしているので、生活の時間帯も違います。
学校行事に、いつも参加できるわけではありません。
積極的に人付き合いをしていくのも、正直、疲れます。
普通に友だちいるし、職場もあるし。
割り切るのも大事!
正直、学校行事や授業参観などが憂鬱でした。
下の名前で呼び合い、仲良さそうにしているママ友の輪が負担でした。
知り合いもいなくて孤独感を感じました。
そんな時、ふと思ったのです。
「別に、ひとりでいいんじゃない?」
ママ友を作ろうと思うから憂鬱になるだけで、純粋に「子どもの様子を見に来た」と思えばなんてことない。
割り切ってしまえばウソみたいに気が楽!になりました。
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冷静になって周りを見られるようになると・・・
- ポツンとしているママって、自分以外にも意外といるのね。
- ママ友の輪に入れないのは、自分だけじゃないんだなあ。
- 隣にいたママと話してみたらいい人でした。
- ひとりでいると、気にかけてくれるママもいます。
- 授業参観に集中できます。
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割り切ってしまえば、気持ちも楽になりますよ♡
苦痛なママ友とは付き合わない勇気
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そんな関係性でもママ友って必要なのかな
こんな光景を見たことがあります。
ファミレス駐輪場に、幼稚園帰りの3組の親子がいました。
「みんなでランチをして帰るところなんだなぁ」とボンヤリ見ていると。
3組のうち2組の親子は、駐輪場でのおしゃべりに夢中になっていました。
でも、1組の親子は子どもも自転車に乗せ荷物も積んで、帰る準備が整っているのに、ずっと待機したまま。
2組の親子は、それから10分くらい2人で喋り続け、1組の親子は会話に1度も入らず、黙っておしゃべりが終わるのを待っていました。
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自転車に乗せられた子どもも文句ひとつ言わず。
その光景を見た時、切なくなりました。
見た目は、ランチを一緒にする仲良しのママ友3人組。
でも、そのうちの1組の親子は「ムリしてるんだな」と。
「先に帰るね」の一言も言えないし、1組の親子が待っているのに、全く気付かない。
又は、気づいていても、気にしない関係性なのかな。
そんなママ友関係を続けなければならないのは、苦痛だろうなと思いました。
ランチに誘われた苦痛
子どもの友だち関係で、ママたちのランチに誘われたことがありました。
気は乗らなかったけど、行ってみました。
リーダー的なママだけ子どもを連れて来ていました。
そのランチ会は、一人のママの悪口大会となりました。
リーダーママのマシンガントークに、さすがに他のママが「子どもが聞いてるよ」と、注意しました。
リーダーママは「子どもは、慣れてるから大丈夫」と言うのです。
実名を出しながら、子どもの友だちママの悪口を日常的に言っている。
あり得ない!
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私がランチに気が乗らなかったのは、元々そのリーダーママに良い印象を持っていなかったから。
「やっぱり、思った通りのママなんだな」と心の中で思いました。
「そんなママとは、仲良くなりたくない!」と思った私は、それ以来、全ての誘いを断り続けました。
きっと、陰口を言われているんだろうなと、思いましたが・・・。
そして、いつの日か、誘われなくなりました。
寂しさは全く感じず、ホッとしたのを覚えています。
ママ友との付き合い方
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自分の一線を決める
私は、「人の悪口ばかり言うママは信用しない!」という一線をひきました。
自分自身も、他のママの悪口や噂ばなしはしません。
リーダー的なママの周りには、ママ友が沢山いますが、無理して付き合っても疲れるだけ。
「ひとりでいい!」
そう思っていれば、憂鬱だった学校行事や授業参観も平常心で臨めました。
平常心でいれば、肩に力も入りません。
いつもの自分でいられます。
自然と隣のママと話したり、少しずつ顔見知りが増えていったりしました。
自分が楽なのが、一番です。
ママ友との距離感
ママ友とは、一定の距離感を持って付き合うのが良いと思います。
ママ友との付き合いには、2パターンあると思うのです。
☆お付き合いパターン1
大人としてのママ友:一定の距離を保ちながら、会えば挨拶をしたり、当たり障りのない会話をする関係。
☆お付き合いパターン2
本心で付き合える本当のママ友:本心で話ができ、信頼できるママ友。
パターン2の「信頼できるママ友」に出会えたなら、
子どもが大きくなってもずっとお付き合いができる本当の友だちになれますね。
信頼できるママ友
「うちの冷蔵庫、勝手に開けていたよ」と教えてくれたママ友がいました。
私の信頼できるママ友です。
「うちはいいんだけど、他の家でやっちゃったらいけないから伝えておくね」と言ってくれました。
言いにくいことも、子どものためを思って伝えてくれたのです。
そのママ友とは、子どもが大きくなった今でも、友だちです。
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子どもだけでなく、親の私たちも自然体でいられることが一番ですね。
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まとめ
🌸ママ友に感じた違和感は「下の名前で呼び合う」「集団行動する」「授業参観でおしゃべりに夢中」の3つ。
🌸「ママ友をつくらなくちゃ!」と意気込むほど、できないものなのかもしれません。
🌸「ひとりでいい!」と割り切ってしまえば気持ちも楽になりますよ。
🌸一緒にいて気が楽なママ友ならほしいけど、苦痛を感じるママ友ならいない方が良いです。
🌸ママ友とは、一定の距離感を保ってお付き合いするのがいいかもしれません。
🌸悪口や噂ばなしに参加すると、「あのママこんな事いってたよ」と、自分の知らない場所で、話しが大きくなって広まってしまいます。
🌸悪口や噂ばなしは、自分と子どもを守る為にも、言わない方が良いですよね。
🌸愚痴を言いたくなったら、信頼できる本当のママ友に言いましょう。