満月に名前があるってご存じですか?
2月の満月は「スノームーン」といわれているんです。
なぜ満月に名前がついているのか気になりますね。
そこで今回は、2024年の満月「スノームーン」という名称や由来、誕生月ごとの満月についても詳しくご紹介します。
スノームーンがなぜその名称なのか、また2024年に見られる満月がどんな特別なメッセージなのかを掘り下げていきましょう。
2024年スノームーンの魅力
今朝撮れた富士山と重なる2月の満月スノームーンが美しかった pic.twitter.com/1f2VPLUwpf
— ポムの蒼。(ポムノアオ) (@pomu_iyashi) February 24, 2024
2月の満月スノームーンとは?名称の由来も!
「スノームーン」とは、2月に現れる満月の名称です。
「スノームーン」という名称は、冬の盛りにあたる2月に、ほとんどの地域が雪で白く覆われる様子に由来しています。
アメリカの原住民や農業に関する暦では、自然の周期や季節の節目を示すために、満月に様々な名前をつける伝統があり、スノームーンもその伝統に従って名付けられたと言われています。
冬の冷たさや静寂を表すこの満月は、しばしば「雪月」とも呼ばれているんだとか。
素敵な呼び方ですよね。
スノームーンが照らす夜は、星や月を観察するには絶好の機会とされ、その壮大な美しさに心を奪われる人も少なくありません😊
そんなスノームーンを、わくわくしながら見上げている方も多いようですよ。
【今夜は満月 #スノームーン 】
晴れている地域では東の空から満月が昇ってきました。2月の満月はスノームーンとも呼ばれます。また今回の満月は、今年のうちで地球から最も遠い満月でもあります。スーパームーンの逆で、比較するとごくわずかに小さく見える計算です。https://t.co/PDa1GoeDOB https://t.co/ISpuuJLhCw
— ウェザーニュース (@wni_jp) February 24, 2024
誕生月の満月の名称と由来
月はその満ち欠けによって日に日に異なる顔を見せ、満月や新月、三日月といった名称で呼ばれていますね。
ですが、これら広く知られている名称のほかにも、月には名付けられた多くの名前があります。
そんな、月ごとに変わる満月の名称についてご紹介します。
1月:ウルフムーン
「ウルフムーン」とは、1月に出現する満月の名称です。
この名前は、昔冬のもっとも寒い期間に、狼が人里に近づいて遠吠えする様子に由来しているとされています。
多くの文化において、この時期の満月は、冬の厳しさとそれに立ち向かう生存の挑戦を意味してきました。
ウルフムーンは、新しい年の幕開けと、寒さを乗り越える精神の象徴として捉えられています。
天体観測の愛好者たちは、毎年この時期に訪れるウルフムーンの美しい風景を見るのを楽しみにしているそうですよ。
2月はSnow Moon(スノームーン)ですので、続いては3月「ワームムーン」とはどんな由来があるのでしょう(*’▽’)✨
3月:ワームムーン
「ワームムーン」は、3月の春分に合わせて出現する満月の名前です。
この名前の由来は、春の暖かさで目覚めたミミズが活動を始め、土を掘る様子から来ています。
この光景は、春の訪れを象徴する自然の周期の一部であり、地下の生物が活動を再開する合図と見なされています。
ワームムーンは、新しい季節の始まりと自然の復活を祝う象徴として、世界各地の文化で喜ばれています。
3月の満月が夜空を照らす姿は、まるで春が来たことを伝えるライトアップのようです。
月とミミズが関係しているなんて、思いもよりませんでしたね。
では、次は4月「ピンクムーン」とは?
4月:ピンクムーン
「ピンクムーン」とは、毎年4月に出現する満月の呼び名で、春の始まりを告げる象徴です。
能代市役所さくら庭
平成最後の満月ピンクムーンと満開の桜#写真好きと繋がりたい#ファインダーの越しの私の世界#写真垢#写真撮ってる人と繋がりたい#写真で伝えたい私の世界#写真で奏でる私の世界#写真で残したい風景#写真好き#写真好きな人と繋がりたい#風景#東北で良かった#行くぜ東北 pic.twitter.com/g1ob9GZ9H3— 秋田フォトグラファーさん 写真アカウント (@akita_photo12) April 19, 2019
ピンクムーンという名前は、北アメリカでこの時季に同時に開花するピンク色の花々から取られています。
ピンクムーンは季節の移り変わりを迎えることを示し、世界各地で春の美しさと生命を祝うシンボルとして受け入れられています。
月自体がピンク色に見えるわけではないんだとか。
4月に現れる満月は、春の温かみと共に新しい始まりへの期待を表しています。
ピンクムーンと呼ばれていますが、月がピンクに見える訳ではないんですね。
続いて、5月は「フラワームーン」です。
5月:フラワームーン
「フラワームーン」とは、毎年5月に現れる満月の名称で、この時季に美しく咲く春の花々を象徴しています。
フラワームーンという名前は、春の時期に様々な花が同時に花開く光景からインスピレーションを得ており、新しい生命の誕生と自然の豊かさを祝う意味が込められています。
フラワームーンは、自然が再び活動を始め、成長するサイクルの頂点を表し、世界中でこの時期の花の開花と深く結びついています。
この満月は、春の終わりと夏の始まりの間の大切な転換期を表し、温かな季節がもたらす希望と喜びを伝える時期とされています。
名前の通り素敵な由来ですね。
では、6月「ストロベリームーン」についても興味が沸いてきますね。
6月:ストロベリームーン
「ストロベリームーン」とは、6月に現れる満月で、この時期に旬を迎えるイチゴ収穫と密接に関連しています。
去年のストロベリームーン🌝 pic.twitter.com/yYm5ECTUKm
— ぬめこ (@ccica05) November 9, 2023
ストロベリームーンという名前は、北米の先住民がイチゴが豊富に収穫される6月の満月に付けたもので、季節の重要な転換点を表しています。
ストロベリームーンは、夏が始まること、そして自然が繁栄し成長するシーズンの到来を象徴しています。
イチゴが盛んに実るこの時期は、自然の贈り物と再生の時期として祝われるそうです。
夏の初めの暖かい夜空の下でこの満月を眺めることは、星空を愛する人たちにとっては格別の喜びとなります。
ストロベリームーンは、月といちごの旬が関わっていたんですね。
では続いて、7月「バックムーン」です!
7月:バックムーン
撮れました。バックムーンだそうです。時間的には少しズレてますが、満月です。 pic.twitter.com/dtjdvaqLs9
— 宮脇 JOE 知史 (@JOE_44magnum) July 4, 2023
「バックムーン」とは、毎年7月に見られる満月のことで、この時期に若い雄鹿が新しい角を生やし始める現象から名づけられました。
これは、自然の周期や野生動物の成長期を表す象徴とされています。
バックムーンは、夏の真っ盛りを迎えることを祝う特別な天体イベントであり、この時期は自然界も野生生物も最も活動的になります。
この美しい満月は、アウトドア好きや天体観測ファンにとって見逃せない壮大な景色を提供し、夏の夜空にロマンスを加えます。
また、バックムーンは農作物の育成期間にも重なり、農業に携わる人々にとって重要な時期を告げる月としても意味を持ちます。
続いては、8月「スタージョンムーン」です
8月:スタージョンムーン
「スタージョンムーン」とは、毎年8月に見られる満月の名前で、特に北米の大湖地帯でよく使われる用語です。
#スタージョンムーン #満月🌕 pic.twitter.com/5W1eua4Sz2
— アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) August 2, 2023
スタージョンという名称は、かつてこの時期にチョウザメが豊富に捕獲されたことから名付けられ、漁業の盛況を祝う意味合いを持ちます。
スタージョンムーンは、夏の終わりにさしかかる際に、自然からの豊かな贈り物と収穫を表す象徴です。
この時に現れる満月は、野生動物や植物の躍動感を映し出し、季節の転換点を美しく照明します。
星空を愛する人々や自然の魅力に惹かれる人々にとって、スタージョンムーンは季節の変化を実感できる貴重な瞬間となります。
続いて、9月は「ハーベストムーン」です(*’▽’)✨
9月:ハーベストムーン
「ハーベストムーン」とは、秋分の時期に現れる特別な満月を指し、古くから収穫作業の追加の光として重宝されてきました。
満月に「ハーベストムーン」と名付けられた理由は、秋の収穫時に月明かりによって、夜遅くなっても畑仕事が可能になるからです。
ハーベストムーンは、一年間の農作業の成果を収穫する時期の象徴であり、世界中で収穫感謝の祭りや行事に影響を及ぼしています。
この時期の満月は農業にとって大きな意味を持ち、美しい天体現象としても親しまれています。
ハーベストムーンが照らす夜は、地球の豊かさと働く農業従事者を讃える、特別な時なんです。
続いては、10月「ハンターズムーン」をご紹介します!
10月:ハンターズムーン
「ハンターズムーン」は、秋にハーベストムーンの後に現れる年間で一度の満月です。
#満月 #ハンターズムーン #満月と木星 pic.twitter.com/uslRKlwvOG
— うさぎ🐰 (@usagi0303choco1) October 29, 2023
この「ハンターズムーン」という満月の名称は、収穫後の開けた土地で狩りがしやすくなるこの季節に、獲物を追う狩猟の活動が活発だったことに由来しています。
この時期は、冬を前にして食料を蓄えるための狩猟が行われる重要な時期であり、ハンターズムーンはそれを支える役割を果たしてきました。
秋の夜を明るく照らすこの満月は、夜間の活動を容易にし、自然と人の深い関係を思い起こさせます。
ハンターズムーンは、季節が変わる重要な節目として、特別な価値を持つ現象です。
続く11月は「ビーバームーン」ですよ😊
11月:ビーバームーン
11月の満月、ビーバームーンは、ビーバーが巣造りを始める冬の準備期間や、先住民による狩猟シーズンに由来して名づけられています。
今日はほぼ満月ビーバームーンっ♪
少しだけ欠けた部分にハッキリとクレーター、他の部分も昨日より少しだけ光が斜めから当たっているのかクレーターの影が見えてる気がします。
ちょっと寒くなって来たかな。#ウェザーニュース#ウェザーニュースLiVE#ウェザーリポート pic.twitter.com/MeC3OjMZ3Y— 百日紅 (@sarusuberi_8769) November 28, 2023
この時期の夜空を見上げると、冬の始まりを感じる人も多いとか。
さらに、この満月には金運を向上させるおまじないや、心身のデトックスに効果があるとも言われています。
2024年11月16日には次のビーバームーンが見られそうですよ✨
世界中の人々が満月が持つ独特な力を感じる機会になりますね。
この期間は、新しい目標を立てたり、願いを宇宙に送り出す文化があり、これは季節の変わり目や自然界とのつながりを感じさせるものです。
https://natsu-t.com/16810-2/
では、12月の満月「コールドムーン」についても調べてみました♪
12月:コールドムーン
12月末に現れるコールドムーンは、冬の到来と共に深まる寒さを象徴し、モホーク族をはじめとする先住民の文化にその名を由来しています。
日没時に特に美しく輝くこの満月は、2023年12月27日に冬期間中で最高点に達し、特に北半球では夜が長いため、その美しい光景を楽しむ時間が長くなります。
また、年によってはこの満月が「ブルームーン」と称されることもあり、これは1か月に2回満月が見られる現象や、季節によっては通常より多い満月が出現することを意味します。
次にウルフムーンが見られるのは2024年1月26日です。
コールドムーン期間中は星空観察にも最適で、過去には満月と火星の接近、「衝」と呼ばれる現象が観測されたこともあります。
神秘的な天体ショーが見られるなんて、夜空を見上げる楽しみが増えますね。
いつも何気なく見上げる月ですが、その月によって名前や意味があることを知りました。
意味を知ると、また違った気持ちで月を見られそうですね😊
まとめ
なぜ満月に名前がついているのか気になりますね。
そこで今回は、2024年の満月「スノームーン」という名称や由来、誕生月ごとの満月についても詳しくご紹介しました。
スノームーンがなぜその名称なのか、また2024年に見られる満月がどんな特別なメッセージなのかを掘り下げました。