保育園の園庭で元気に遊ぶ子どもたち!
そんな保育園児を楽しそうに見つめる我が子の姿に、成長を感じる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ「保育園は入園していない親子には縁のない場所」と思うママパパが多いと言います。
そこで今回は、保育園の園庭開放について10のいいこと&実録3つをご紹介します♪
・園庭開放ってよくわからない
・保育園ってなんか入りにくい
・子どもの遊び場がほしい
保育園の園庭開放を詳しく知って、安心して出かけてみましょう♪
【解説】読めばわかる保育園の園庭開放!
園庭開放って何?何歳から利用できる?
保育園に入園していない地域の親子が、保育園の園庭で遊ぶことができるのが「園庭開放」です。
保育園の遊具や玩具を使って、親子で自由に遊ぶことができます。
園庭開放の対象年齢は「0歳から就学前までの子どもとその保護者」という保育園が多いです。
「お買い物のついでに、ちょっと遊んでいこうかな」「眠くなってきたから、そろそろ帰ろうかな」・・・と、自分の生活時間や子どもの様子に合わせて利用ができます。
今、園庭での密を避けるため、事前の連絡が必要になっている保育園も多いです。
また、感染症が流行している時は園庭開放が中止になることもあります。
園庭開放の目的は?
園庭開放には「保育園に入園している親子だけでなく、地域の親子の子育てもお手伝いしますよ~」という目的があります。
具体的には、親子で楽しく遊ぶことのできる「遊びや場所の提供」と「育児相談」です。
園庭開放では、自由に園庭で遊ぶ日もあればイベント(地域交流)が実施される日もあります。
園庭開放や地域交流(イベント)をきっかけに「地域の子育てママパパ」と「保育園」をつなげることも大きな目的のひとつなんです。
保育園や園庭・保育士は、地域の資源です。
保育園に入っている子も入っていない子もみんな同じ子どもです!
地域資源を活用して、地域の中でみんなで子育てを楽しんいいんです。
「子育てに悩んだら!」
「困っていたら!」
「誰かに助けてほしい!と思ったら!」
近くにある保育園に何でも相談しましょう!
保育園には、厚生労働省から示されている「保育所保育指針」っていうものがあるの。
その中に「地域に開かれた子育て支援」っていう項目があるのよ。
保育園には保育や調理のプロ(専門職)がいます。
保育園の専門職は、保育園に入っている親子だけでなく、地域で子育てをしている親子も、援助していくという使命があります。
だから、どんどん保育園に遊びにいきましょう。
子育てで困ったことがあったら、近くの保育園に相談に行って大丈夫なんですよ♡
園庭開放!10のいいこと
保育園の園庭開放「10のいいこと」をご紹介します♪
- 小さい子ども向けの遊具やおもちゃがそろっています。
- 園庭はフェンスで囲まれているので、道路に飛びだす心配がありません。
- 砂場は衛生的に管理されているので、猫のフンなどの心配もありません。
- 常に、園庭の安全確認が行われているので、危険な物は落ちていません。
- 死角になる危険な場所には、入れないよう工夫がされています。
- 0歳から年長さんまで、いろいろな年齢の子どもが遊んでいます。
- 保育園の子どもの様子や保育士の関わりを、間近でみることができます。
- 園児と同じ場所で遊ぶので、子ども同士の自然なふれあいが持てます。
- 地域のママパパとお友だちになれる場です。
- 保育士や調理師に子育ての悩みを相談できます。
保育士とゆっくり
お話しができますよ♡
園庭開放!実施保育園
園庭開放を実施している保育園としていない保育園があります。
園庭開放については、各市町村のホームページや広報、保育園の掲示板など確認してみてくださいね。
ですが、行きたい保育園があったら直接お問い合わせしてみることをお勧めします。
「保育園の園庭で遊びたいのですが~」と気軽に聞いてみてくださいね♪
園庭開放!実施日や時間
園庭開放が実施されている日は保育園によって異なります!
- 平日は毎日実施
- 曜日が指定されている
- 時間は10時頃~16時頃まで
- 園児のお昼寝時間は中止するなど
いろいろな保育園がありますのでお問い合わせください。
園庭開放の予約
園庭開放の予約の有無は、保育園によって異なります!
保育園に確認すること
・園庭開放は実施していますか?
・いつ、何時からですか?
・園庭開放は予約制ですか?
・持ち物はありますか?
・駐車場や駐輪場はありますか?
・ベビーカー置き場はありますか?
・その日に保育園見学もできますか?など
わからないことや心配なことは保育園に聞いてみましょう。
園庭開放の受付手順(一例)
園庭開放の受付手順は、保育園によって違いますので一例をご紹介します。
参考にしてくださいね(#^^#)
<当日>
- 保育園の入口でインターフォンをおします
「園庭開放に来ました。〇○です」「は~い。おまちください」 - 受付をします
受付用紙に記入(名前・子どもの年齢など)
手洗い・検温をする場合もあります。 - 簡単な遊び方の説明を受けます
・子どもから目を離さないでください。
・おもちゃは好きな物をだして遊んでください。
・帰る時は、元の場所に使ったおもちゃを片付けてください。
・手洗いの水道はあちらを使ってください。
・お帰りの際は、保育士に声をかけてください。 - 自由に好きな遊びを楽しみます
- 保育士に声をかけてから帰ります
・使ったおもちゃの片付け、手洗いをします。
以上です!
保育園の園庭開放に出かけたら、保育士さんが丁寧に遊び方やルールを説明してくれるはずです。
安心して遊んでくださいね。
どの時間帯がいいの?
うちの子はまだ歩き始めだから、大きい子と一緒だとちょっと心配!
保育園によっては、小さいクラスの子が遊ぶ優先日を作っている保育園もあるのよ。
入室しちゃうの。
同じ年齢の園児と交流したい時は、10時頃には保育園に行ってみてね。
保育園の園庭は、年齢が違う園児が全員で遊ぶには危険な場合もあります。
乳児と幼児が遊ぶ時間帯をわけたり、乳児(0歳~2歳)だけが遊べる乳児優先日を設けたりする園もあります。
また、保育園は毎月お誕生会や様々な行事があるので行事の日は園庭がガラガラなんてこともあります♪
そんな日をあえて狙って出かければ、親子で園庭ひとり占め✨なんてラッキーなこともあるかもしれませんよ。
保育園の園庭開放!Q&A
保育園の園庭開放に興味はあるけど、わからないこともいっぱい!
そんなママパパへ、園庭開放で多い質問をまとめました。
服装はどんな感じ?
園庭開放の服装は、何でも大丈夫です!
保育園の園庭開放では、すべり台や砂遊びもできます。
園庭中を歩いたり走ったりもできますね(^▽^)/
なので、親子とも汚れても良い動きやすい服装が良いですよ。
靴も履きなれたものでお出かけください。
持ち物は何が必要?
園庭開放の持ち物は、普段公園などに遊びに行く時と同じで大丈夫です。
水分と帽子は安全のためにも、忘れず持って行った方がいいです。
保育園の水道水は安全ですが、乳児は水道水は飲まず沸かしたお茶を飲む園もあります。
また、幼児でも水筒を持参している園もありますね。
お出かけの際は、水分を持参した方が安心です。
いっぱい遊んで、水分補給もいっぱいしてくださいね♡
園庭開放は有料or無料?
保育園の園庭開放は「無料」です!
保育園に入園する予定がない!利用していいの?
保育園に入園する予定がなくても、もちろん園庭開放を利用しても「OK」です!
保育園に入園する予定!園庭開放って行ってみた方がいいの?
「入園前に園庭開放には行った方がいい?」と気になりますよね。
行っても行かなくても「どちらでも大丈夫」ですよ!
でも入園前に何度か園庭開放を利用するのも1つです。
子どもとママの楽しい思い出になるかもしれませんよ~(#^^#)
ママと子どものペアで来る人が多いの?
園庭開放の参加者は「ママと子どものペア」が多いです。
でも「パパ&子ども」「祖父母&孫」「妊婦さん1人」「お子さんのいないご夫婦」など様々なペアがいます!
どんなペアでもOK!なんです。
どんなペアでもそれぞれがマイペースで遊べるところも、園庭開放ならではです。
きょうだいを連れて行ってもいいの?
大丈夫ですよ。
年齢が違うときょうだいが別々の遊びを始める場合もありますね。
保育士は全体の安全確認をしながら遊んでいますが、我が子はママが責任を持って見守ることが必要です。
園庭でおやつは食べていいの?
遊んでいると「ちょっとお腹がすいちゃった!」と、おやつをねだられることってありますよね。
食事やおやつは、園庭では食べられない所が多いと思います。
保育園には、アレルギーを持っている子どももいるので、間違って口にしないよう細心の注意を払っています。
「どうしても!」という時は、保育園に聞いてみてくださいね♡
ベビーカーで園庭に入ってもいいの?
ベビーカーはベビーカー置き場においてください。
赤ちゃんがいる場合は、安全のため抱っこかおんぶで参加しましょう。
園庭には、元気に遊んでいる子どもたちが大勢います。
お互いに怪我をしないよう安全面に気をつけたいですね。
まだ歩けません!園庭開放は早い?
小さい赤ちゃんはママパパの抱っこで、遊んでいる子どもたちの様子を見て楽しむのも良いですね。
おすわりができるようになった赤ちゃんは、ゴザを敷いて遊べますよ。
小さすぎてまだ園庭遊びは心配!というママパパは、室内で行う地域交流(イベントや室内遊びなど)に参加してみるのも良いかもしれません。
保育園に聞いてみてね♡
保育園の園庭開放!ママの体験談【3つの実録】
保育園の園庭開放や地域交流を楽しみにする、地域のママパパも多くいます。
そんな中でのママたちの体験談をご紹介します!
Aちゃん♡初めての地面への着地
初めての子育てに一生懸命なママが、園庭開放に訪れました。
子どもはAちゃん!1歳すぎのかわいい女の子です。
そんなママの困りごとは・・・
抱っこで、一緒にお砂場で遊びましょう。
ママと抱っこのAちゃん・保育士の3人で砂あそび。
保育士がカップに砂を入れて、プリンを沢山つくって砂場の枠に並べました。
その様子を見て楽しんでいたAちゃんでしたが、少しずつ手をのばしプリンを壊しはじめました。
そのうちカップ、シャベルと手を伸ばし、いつの間にか砂の上におりて砂遊び開始。
一度地面におりてしまえば、ママの心配が嘘のように嬉しそうに園庭を歩き回るAちゃんでした。
そんなAちゃんの姿を見て、ママは涙ぐんでいました。
保育士さんの、子どもとの遊び方も参考になりました。
今日は、思いきって来てみてよかったです。
Aちゃんの笑顔を見ていると、ママの娘を想う愛情が伝わってきて、わたしも幸せな気持ちになりました。
園庭開放はそんな場です♡
自然とママ友できちゃった!
地域のママパパにとって、保育園の敷居は高く「はじめてで緊張するなぁ」「本当に園庭で遊んでいいのかな」と思ってしまう方も多いようです。
園庭開放の最初の1歩は勇気だけです。
はじめて園庭開放に訪れる人は、「親と子の1組」で来る人がほとんどです。
でも何度か園庭開放にきているうちに、自然と顔見知りになっていきます。
「あっ!この間も遊んでいましたよね」と、少しずつ顔見知りになり、いつの間にかママパパ同士お友だちになってしまうようです。
あんまり行きすぎるのも、気がひけます。
お子さんの年齢が同じくらいだと、子育ての悩みに共感し合えたり大変なのは自分だけじゃない!と勇気ももらえたりするかもしれません。
0歳食事風景の見学
園庭開放で訪れ、楽しく遊んでいたBくん親子ですが・・・
わたしも、どうしたら良いのかわからなくて。
今、ちょうどお昼ごはんの最中なんですよ。
よかったら、ちょっとのぞいてみませんか?
0歳クラスに入室するのは難しいので、遠い場所から雰囲気を眺めるだけ!
それでもママは・・・
私、食事の時間が苦痛でした。食べさせようと必死で…。
でも、楽しく食べることが1番なんですね。
0歳クラスの食事風景を見て、ママには気づきがあったようです。
離乳食を食べてくれないと「なんで食べてくれないの?」「何がいけないの?」と、自分をせめたり、焦ったり・・・。
イライラしてしまうのは当たり前です。
ママは、育児相談の予約をし元気に帰って行きました。
本当に、私も離乳食の時期は大変でした。
イライラするくらいなら、市販の離乳食に頼っちゃえ~い!!って感じ。
我が子は、私の手作りより、市販のビンの離乳食の方が、食べっぷりが良かったんです。
成人した息子には、今でもあの頃の切なかった気持ちをコンコンとぶつけています(笑)
保育園には、保育士や調理師がいます。用務員がいる園もあります。
健康面の心配事なら、保健師も紹介できますよ。
保育園の園庭開放は、心も元気になれますよ♡
まとめ
🌸保育園の園庭開放に行ってみたいけど「保育園は敷居が高い」という、ママパパは意外と多いです。
🌸園庭開放は、保育園に入っていなくても、地域で子育てをしている親子は、どなたでも利用できるのです。
🌸行きたい保育園があったら、まず問い合わせをしましょう。保育園によって、実施の有無や実施日、時間などが違います。
🌸育児相談や園見学もできます。
🌸服装や持ち物、受付の流れなど事前に知っていれば安心して参加できますよ。
🌸保育園の園庭開放での「実録」を読めば、雰囲気がわかります。ぜひ、読んでみてくださいね。
🌸子育てが大変だなと思ったら、保育士や調理員、保健師に相談ができます。園庭開放に来てくれたら、情報提供ができるんです。
親子でほっとしたい時!
家の近くにある保育園に遊びに行ってみてくださいね