我が子はかわいい!でも、慣らし保育で久々のひとり時間が本当に嬉しかったことを正直に告白します。
明日の慣らし保育は○○時までだから、一人ランチしちゃおっ!と計画を立てていました。
そんな私は元保育士です。
8ヶ月から子どもを保育園に預けた慣らし保育時代を思い出しながら、ママの立場と保育士の立場からお話ししたいと思います。
慣らし保育でリフレッシュ!してもいい
保育園に子どもを預けて「今日は何しよう」ってワクワクする自分に罪悪感を感じたこともあるし、離れて寂しいって泣いたこともあります。
でも、子どもが生まれて今日までずっと子育てを頑張ってきたんだもん!
仕事復帰するまでの短期間、自分のための時間を楽しんだっていいよねという結論に達してリフレッシュした私の体験談です。
慣らし保育でリフレッシュ!ひとりモーニング&ランチ
子どもを保育園に預けたあと、一人でモーニングやランチをしました。
近所にあるガストやロイヤルホスト、コメダ珈琲、回転寿司・・・などなど。
家族で行く時とは全く違って、本を読んだり携帯をいじったりしながらゆっくり贅沢な時間を過ごしました。
「平日」という時間の流れも優越感とか特別感を感じられました。
慣らし保育でリフレッシュ!ひとりお買い物
ひとりお買い物といっても近所のスーパーに食材を買いに行くだけです。
でも、ゆっくり商品を見て選びながら買い物だけに集中できるってことが、こんなに幸せなことなのか!と感じました。
でも、結局買っているものは「これ好きだから買ってあげよう」「夕飯は子どもの好きなメニューにしよう」と、子どものことばかり考えて買い物をしていることに気づきます。
慣らし保育でリフレッシュ!ひとり映画
平日にそれも一人で映画を観るなんて本当に贅沢だと思いました。
何の映画を観ようか、ポップコーンも買っちゃおうかなとわくわくして映画館に入ったものの、私は全然映画に集中できませんでした。
なぜなら映画を観ている時に、保育園からの連絡がつながらなかったらどうしようと不安だったからです。
携帯の明かりが漏れないようコッソリ何度も携帯画面を確認していました。
一人映画は私には向かなかったようです。
慣らし保育でリフレッシュ!ひとりテレビ&スイーツ
お家でひとりのんびりタイムは意外といいです!
お昼ごはんもスイーツもコンビニで買って、ダラダラしてゴロゴロしながら好きな韓流ドラマを観る時間が最高でした。
お出かけもいいけど、家にいれば保育園から急に連絡がきてもお迎えに行けるし私には家でまったりが1番合っている気がしました。
結論:ママが元気なら子どもに寄り添える
子どもの慣らし保育中に、ママがひとりでリフレッシュするなんて罪悪感が全くないとはいえません。
まだ泣いているかな、寂しくないかな・・・と結局は常に子どものことが頭から離れません。
でも、保育園て楽しいし保育士も子どもの気持ちに寄り添って保育してくれることを私は知っています。
子どももお友だちや保育士と沢山遊んだり、家ではできないいろいろな経験をすることができます。
だから、安心して保育士さんにお任せできました。
私は保育士をしていたので慣らし保育の様子や保育士の関わり方、子どもの様子など想像ができたから安心もできたのかもしれません。
でも見えないと、初めての慣らし保育園や母子分離は本当に不安ですよね。
保育園のお迎え時間に注意しましょう
慣らし保育で迎えに行けない親
電車が止まってお迎えに行けません!
私が保育士だった時、慣らし保育も順調に進みお迎え時間が16時になった2人の保護者がいました。
16時だから大丈夫!と思ったのでしょうか、2人の保護者が電車に乗り1時間以上かかる場所へ遊びに行ってしまったんです。
そして、慣らし保育のお迎え時間ギリギリまで遊んで帰ろうとした時、電車が止まってしまったんです。
電車が動く目途もたたず、お迎え時間に間に合わない、何時に迎えに行けるかもわからないと保育園に連絡が入りました。
保護者は、自分の親や仕事中のだんなさんに連絡をして何とか保育園へのお迎えをお願いしていました。
せっかくのリフレッシュ、たった1回の失敗なのに親や夫から叱られたり子どもに罪悪感を感じたりしたことでしょう。
ママたちはちょっとかわいそうでしたが、不安な気持ちでママのお迎えを待っていた子どもが1番かわいそうです。
でも保育園に駆けつけられる範囲でのリフレッシュがおすすめです。
子どもが熱です、すぐお迎えにきてください!という急な連絡もありますよ。
保育園に迎えに来ない親
夕飯の支度をしたいんです!
子どもがいないと家事がはかどるのは確かです。
とはいえ保育園のお迎え時間は守らなければいけません。
少しくらい遅れても大丈夫でしょと思っている保護者もいます。
お迎え時間を守るよう保育士が伝えると「なぜいけないんですか?家事を済ませてから子どもが帰ってきた方が、子どもとゆっくり過ごせるんです」そう言って泣いてしまう保護者がいました。
でもその保護者は「納得はしていません」と言いながらもお迎え時間を守ってくれるようになりました。
慣らし保育中は、まだ仕事に復帰していない保護者がほとんどです。
慣らし保育が始まると、保育園の準備をし子どもにご飯を食べさせ送迎をしなければなりませんね。
今までとは違う生活パターンが始まります。
仕事復帰をしていない今でこんなにバタバタなんだから、仕事が始まったらやっていけるんだろうか。
本当に不安になりますよね。
でも、何とかなるものです。やるしかないので完璧になんてできませんし、とにかく時間までに子どもを保育園へ送り届けて自分も出勤しなければいけません。
職場についた時には既にひと仕事が終わった感じの疲労感。
子どもがいない時間に家事をしたい!と思う気持ちはわかりますが、働きながら家事をこなし子どもの世話もする生活にいつの間にか慣れていけます。
相当クタクタになります。だから、自分だけでがんばるなんて無理!と周りの人たちを頼りながらやっていけばいいんです。
保育園はお迎え時間に意外と厳しい
保育園のお迎え時間決め方
慣らし保育は2週間を目途に、子どもの様子に合わせてすすめられますが基本的には9時~16時の保育です。
仕事が始まると就労時間+通勤時間が保育時間になります。
事前に就労証明書を提出するので、保育時間を自分で決めることはできません。
延長保育を申請している家庭は、保育料に延長保育料金が発生します。
保育園はお迎え時間に厳しいのはなぜ?
保育園がお迎え時間に厳しいのは、子どもの健康面や気持ちを第一に考えているからです。
子どもって時計が読めない年齢でも、そろそろ自分のお迎え時間だと感じているんです。
友だちのママが来たから次は私!と感じてママパパのお迎えを待っています。
また保育士は時差勤務があります。担任が最後まで残れるわけではありませんし、子どもの人数が減ってきた時間で合同保育になったりもします。
それは、防犯上安全に保育するためでもあります。
突然「祖母です」「ママの友人でお迎えを頼まれました」と言われても確実に確認がとれるまでは絶対に子どもを引き渡すことはありません。
お迎え時間を守るよう厳しくいうのは安全に子どもたちを保育するためでもあるのです。
でも仕事の都合で急な残業やお迎えを誰かにお願いするなんてことも当然あります。
そんな時は、保育園に連絡すれば大丈夫なんですよ。
連絡なく遅れることが続くと厳しく言われることもあるかもしれません。
まとめ
慣らし保育が始まり生活パターンが変わったり、いろいろな気持ちを味わったりしているママパパもいると思います。
慣らし保育中の仕事復帰までの時間をママのリフレッシュの時間に使ってもいいですよね。
でも、保育園に預けるルールもあります。守りながらリフレッシュタイムを楽しみましょう。
ママが元気だと子どもも幸せです!