「だし道楽」というだし製品を知っていますか?
だし道楽は自動販売機を利用したユニークな販売方法で人気を博しています。
今回は、この「だし道楽」がどこで購入できるのか、特に自動販売機以外でどうやって手に入れることができるのかを見ていきましょう。
どこで「だし道楽」を購入できるの?
買ったことなかったけど、ご近所にあったよな…って思って、散歩がてら買いにきたーー💕#金スマ#だし道楽 pic.twitter.com/ytlK1LVYa8
— yumiko@のんびり船長地図が好き♡ (@YUMI_crazy5) February 2, 2024
「だし道楽」とは、広島県江田島市にある二反田醤油株式会社が作る多用途に使えるだし調味料のことです。
この会社は、おいしいだしをもっと多くの人に味わってもらいたいという思いから、直営のうどん店をオープンしました♪
うどん店でのだしの需要が高まり、店頭販売を始めると、その後自動販売機を通じて全国で販売されるようになりました。
自動販売機で見つかる「だし道楽」は全国200箇所以上!
全国に約200箇所設置された自動販売機で、「だし道楽」を24時間いつでも購入できます。
特に東京や大阪では、発祥の地である広島県を上回る数の自動販売機が設置されており、年間売上は50万本を突破しているんだとか。
最初はただの飲み物の自動販売機に見えるかもしれませんが、帰り道に本格的なだしを見つけると、きっと嬉しくなるはずです。
設置場所の詳細は、こちらでご確認いただけます。
自動販売機での「だしの楽しみ」の価格は?
自動販売機で販売されているこのだし道楽は、一体どれくらいの価格で手に入るのでしょうか?
地域によっては商品のラインナップや価格表示に違いがありますので、詳しく見ていきましょう。
自動販売機での価格帯は500円から800円
2007年から自動販売機を通じて販売されている「だし道楽」は、現在埼玉県に13の販売スポットを持ち、その汎用性で人気を博しています。
このだし道楽には、丸ごと一本の焼きあごが含まれていて、卵かけご飯からパスタに至るまで多彩な料理に活用できます。
価格は、一本500円から700円の範囲です。
業界内でのユニークな立ち位置
二反田醤油が2003年に「だし道楽」を市場に投入した背後には、外食文化の拡大とともに減少傾向にあった家庭内での醤油消費が一因としてあります。
長年の醤油製造の伝統を守りつつも、変わりゆく市場ニーズに応えるために、新しいアプローチが必要だと考えました。
この動きの結果、「万能だし醤油」という斬新な商品が誕生しました。
競合と差別化するため、特徴的な食材を直接ペットボトルに入れる方法を採用。
この手法は、だしの風味を強化し、同時に視覚的にも注目を集め、SNSを通じての話題性にも寄与しました。
利便性を重視した消費者ニーズの捉え方
「だし道楽」を広く普及させたいという思いから、二反田醤油は自社ブランドのうどん店を立ち上げました。
初期は限られた場所でしか手に入らなかった「だし道楽」ですが、多くの消費者からもっと気軽に購入できるようにしてほしいという声が集まりました。
この要望に応える形で、2007年より自動販売機を通した販売を導入。低コストで効率的な自動販売機を活用することにより、どこでもいつでも「だし道楽」を購入できるようになりました。
この取り組みは大きな注目を浴び、今では全国約200箇所で自動販売機が設置されており、多くの家庭やプロの料理人からも支持されています。
もし興味があれば、近場の自動販売機で「だし道楽」を試してみるのも良いでしょう。