2022年北京オリンピック!盛り上がっているのは選手だけではありません。
公式マスコットキャラクター「ビンドゥンドゥンがかわいい!」と評判なんです。
今回は、その「ビンドゥンドゥン」という名前に注目してみたいと思います。
「ビンドゥンドゥン」名前の意味は?
今、人気急上昇のビンドゥンドゥンは北京オリンピックのマスコットキャラクターです。
ビンドゥンドゥンという名前は「純粋で強くて活発な子ども」という意味なんです。
たしかに名前負けしていない、子どもらしいビンドゥンドゥンを見つけました!
「狭いんだから譲り合おうよ~」と言いたくなる姿はコチラ
🥺❤️#北京2022 のマスコット、ビンドゥンドゥンとシュエ・ロンロン🐼🏮@Beijing2022 pic.twitter.com/rXQmObar9r
— オリンピック (@gorin) February 3, 2022
「我先に!」と譲り合わない精神、そして前しか見えていない所が子どもらしい!
そんなビンドゥンドゥンのかわいらしい性格も、人気の秘密なのかもしれませんね。
「ビンドゥンドゥン」漢字でどう書くの?
「ビンドゥンドゥン」を漢字で書くと「冰墩墩」です。
日本では見かけない漢字なので、読むのも難しいですよね。
「書いて!」と言われても書けない自信があります(笑)
「冰墩墩」という漢字をちょっと調べてみました。
「冰」
読み方→ヒョウ・こおり・ひ
意味→こおりのようなもののたとえ
画数→6画
「墩」
読み方→トン
意味→おか。平地にある小高い丘。
画数→15画
やっぱり難しい(;^_^A
赤ちゃんの名前辞典で調べてみると「墩」という字は、名前には使えない漢字と紹介されています。
なぜなのかを調べてもわかりませんでした。
日本でもキラキラネームが話題になったこともありますね。
きっと何か理由があるのだと思いますが、今回オリンピックで使われているので悪い意味ではなさそうです。
まあ「冰墩墩」ビンドゥンドゥンを漢字で書くことは、ほぼないと思うので良しとしましょう。
でもなんで「ビンドゥンドゥン(冰墩墩)」とか「シャオシャオ(暁暁)」「レイレイ(蕾蕾)」とか同じ漢字を重ねるの?
パンダの名前だから?
そういえばスッキリにでてくるパンダも「セイセイ(星星)」ですよね。
気になったので調べてみました!
「ビンドゥンドゥン」なぜ名前を重ねて2回言うの?
「ビンドゥンドゥン」って、音の響きはいいですよね。
素朴な疑問です!「なぜ中国人は名前を重ねて2回言うのか?」
それは、中国人にとって漢字を重ねて言う名前は「かわいい」と感じるからだそうです。
だからみんなのアイドル、パンダにも「シャオシャオ」「レイレイ」「セイセイ」という名前がつけられるんですね。
たしかにかわいいし、親近感がわく名前です!
よく考えたら日本でも、赤ちゃんや我が子を重ねた名前で呼ぶことってありますね。
名前の呼び方1つとっても、国が違うと文化も違って面白いなぁと思いました。
ビンドゥンドゥンをきっかけに、中国の名前にちょっと興味がわいてきたので更に調べてみました。
興味がある人は、もう少しだけどうぞお付き合いください。
オリンピック開催地、北京で多い名前は「王さん」
日本の「佐藤さん」や「鈴木さん」のように、中国でも多い名前ってあるのでしょうか。
調べてみたらありました!
中国公安部戸籍管理研究センター(2019年発表)によると、中国人に多い名前Best3は!
1位「王(ワン)」
2位「李(リー)」
3位「张 [張] (ヂャン)」
オリンピックが開催されている北京では「王(ワン)」が最も多い名前です。
そして、中国人の20%は「王さん」「李さん」「张 [張]さん」なんですって。
更に中国では、多い名前の統計を100位までとっています。
2021年末時点の中国の人口は、14億1000万人でが、中国人の85%が100位までの名前に入っているんだそうです。
14億人以上が100個の名前におさまっているということは・・・。
同じクラスに佐藤さんが何人もいるってことですよね。
ご近所さんも、佐藤さんだらけ。
中国で「王さ~ん」と呼べば何人もが振り向く、という冗談もあるんですって。(笑)
何だか中国に親近感がわきますね!面白い!
中国のあだ名文化は同じ名前が多いから?
中国人て相手をあだ名で呼ぶイメージを、勝手にもっている私です。
同じ名前がめちゃくちゃ多いから!という理由もあるからなのでしょうか?
中国に近い韓国にもあだ名文化があるのかな?
韓流ドラマを観ていていつも不思議に思ってたことが2つあるんですよね。
1つ目は、ドラマの中で会社の同僚同士がEnglishNameで呼び合っているんです。
入社すると「EnglishNameは何ですか?」と聞かれ「メリーです!」とか普通に答えるんです。
「名前があるのになぜEnglishName?」と不思議でした。
同じ名前が多いからEnglishNameがあることで、混乱を避けられるんですね。
2つ目は、携帯の登録名が相手の名前ではなく「私の宝物」とか「イヤミなやつ」とか登録しています。
相手から電話がかかってくると、携帯画面に名前がでますよね。
「何であだ名で登録してるの?」と思っていました。
もしかして、携帯に容姿や性格にちなんだあだ名で登録するのも文化だから?
でも、容姿をあだ名にしちゃうって相手に見られるリスクもあるから勇気がいりますね。
中国や韓国の「あだ名で呼ぶ文化」は、
- 人口が多いから
- 親しみが持てるから
ということも理由なんだな~と腑に落ちました。
まとめ
2022年北京オリンピック!公式マスコットキャラクター「ビンドゥンドゥンがかわいい!」と評判です。
今回「ビンドゥンドゥン」という名前に注目したら、漢字の意味や中国で多い名前、あだ名文化など面白い知識が増えました。
更に親近感がわいた「ビンドゥンドゥン」を通して、北京オリンピックだけではなく中国という国にも親しみを覚えました。