ハンドボール日本代表主将「土井レイミ杏利」とTikToker「レミたん」が同一人物だと知っていましたか?
2つの顔をもつ土井レイミ杏利さんですが、陽気な性格の裏には辛い経験もありました。
そしてその辛い時を支えてくれたのは、父でありご家族の存在だったことでしょう。
今回は、私がハマった土井レイミ杏利さんやお父様の魅力に迫りたいと思います。
土井レイミ杏利さんはハンドボール日本代表主将
ゼスト所属ハンドボール日本代表、土井レイミ杏利選手(ベスト7),徳田新之介選手(MOM)が男子アジア選手権3位‼️
ハンドボール🤾♂️応援しよう📣‼️
土井選手はTikTokでも話題 必見です‼️https://t.co/6pIdua6Rna@allspoHandball #ハンドボール #日本代表 #土井レイミ杏利 #徳田新之介©Zest,Inc. pic.twitter.com/osicaPL8Wg
— ZEST MUSIC SCHOOL (@zest_school) January 30, 2020
向かって左が土井レイミ杏利(レミたん)選手
フランスの強豪チームとプロ契約
土井レイミ杏利(レミたん)さん、1つ目の顔は「ハンドボール日本代表主将」です。
ハンドボールは、小学校3年生から日体大4年生まで続けました。そして、膝を痛め大学卒業と同時にハンドボールはやめました。
日体大のハンドボールチームは学生選手権で4連覇をするほど強かったし、土井レイミ杏利(レミたん)さんは実業団からの誘いもあるほどの実力者でした。
それでも引退を決意したのは、かなり辛いことだったと想像ができます。
ではなぜ、やめたはずのハンドボールを海外でやっているの?
それは日体大卒業後、語学留学で渡ったフランスで膝の痛みが消え、再びハンドボールに復帰したからなんです。
その後、実力を認められフランスの強豪チームとプロ契約。結局7年間フランスでプレーしました。
ハンドボール日本代表主将になる前は、フランスで活躍していたんですね。

息子、土井レイミ杏利選手を支えた父
土井レイミ杏利選手のお父さんは、ピザ屋を経営しているフランス人のダニエルさんです。
お母さんは日本人の土井美千代さんです。
土井家は「好きなことを本気でやりなさい!」という教育方針だったそうです。
そんな家庭ですくすく育ったのですね。
そしてハンドボールの道へと進んだ息子ですが、怪我をしました。
その後、復帰した息子をお父さんが直接フランスの強豪チームであるシャンベリに売り込んだそうです。
父の愛ですね。
人種差別を受けても諦めない
土井レイミ杏利(レミたん)さんはフランスのチームで、人種差別を受け続けたそうです。
共に戦うはずのチームメイトから侮辱的なあだ名で呼ばれ、パスもまわしてもらえなかったりしたんだとか。

長期に及ぶ究極の孤独感。そんな中だったら、いくらハンドボールが好きでも逃げたくなったり誰かを恨んだりしそうなものです。
でも、土井レイミ杏利(レミたん)さんは違いました!
何が原因なのかと考え自分を変える努力をしたのです。
「チームメイトとコミュニケーションがとれないのは、Noと言えない自分にも原因がある」
フランスは、はっきりとモノをいう文化なのです。はっきり言わずに笑ってごまかすなんてことは通用しない。はっきりモノを言えないことで人間関係をうまく築くことができなかったのです。
そこに気づいた土井レイミ杏利(レミたん)さんは、毎日イメトレを通してメンタル面を鍛えました。
そして「自己主張をすること」「納得ができなければ意見をぶつけること」ができるようになりチームメイトとの関係も良くなったそうです。
人種差別を受けても諦めない強い精神力は、日体大時代の培われたものだそうです。
日本チームに足りないものは強いメンタル
2019年土井レイミ杏利(レミたん)さんは、東京オリンピックを見据えて日本に帰国しました。
日本人は、相手を傷つけないためにオブラートに包んで物事を伝えたりしますよね。それが日本人の文化でもあります。
土井レイミ杏利(レミたん)さんはフランスでの人種差別という辛い経験を通して「日本人はもっと自分を出していい!メンタルの強化が必要」ということに気づいたそうです。
そして「日本人に足りないメンタルの強化だ!」と日本チームの強化に主将として力を入れました。
その努力も実り、日本は選手ひとりひとりの「チームの勝利に自分が貢献する!」という強いメンタルをもって外国の選手と戦えるようになりました。
レミたん選手と小室選手がなんか楽しそう。久留米のファンの方々は残念だったかも…リュックアバロ選手もレミたん選手も出なかったから🥺🥺🥺#ジークスター東京 #土井レイミ杏利 #小室大地 #ハンドボール #日本ハンドボールリーグ pic.twitter.com/FqJsXVQZIi
— A.S (@AS26976317) November 28, 2021
ハンドボール日本代表主将である土井レイミ杏利(レミたん)さんの「辛い経験からの気づき」が日本に力を与えたのだと思います。
土井レイミ杏利(レミたん)は人気TikToker
土井レイミ杏利(レミたん)さん、2つ目の顔はフォロワー数160万人超の人気「TikToker」です。
TikTokは「レミたんがやったら絶対に面白いからをやってほしい」という友人の願いで始めたもの。
レミたんは「クスッ」と笑える明るい投稿で人気を集めています。
【話題のTikToker】レミたん、ハンドボール日本代表キャプテンはジム・キャリー似のナイスガイ https://t.co/0HYVM7cReD @jtamestaffさんから #ハンドボール #ハンドボール日本代表 #土井レイミ杏利 #ジム・キャリー #TikTok pic.twitter.com/ALHPd1FY6z
— ジェイタメ【公式】 (@jtamestaff) December 14, 2019
土井レイミ杏利(レミたん)が2つの顔を持つ理由は?
日本のハンドボールの知名度は低い。
レミたんがTikTokをする理由は「ハンドボールにもっと関心をもってもらうため」なのです。
TikTokではハンドボールのことには触れず、コミカルで面白い投稿を続けています。
😅😅😅😅笑えました!明日頑張ってください♪#ジークスター東京 #ハンドボール #土井レイミ杏利 #東江雄斗 #髙宮悠子 https://t.co/Soj2gQC0in
— A.S (@AS26976317) December 1, 2021
「えっ?レミたんてハンドボールやってたの?」からハンドボールに興味をもってもらう作戦みたいです。実際にレミたんのTikTokから、ハンドボールに興味をもつ人たちが増えているそうです。
まとめ
「ハンドボール日本代表主将」と「人気のTikToker」という2つの顔を持つ土井レイミ杏利(レミたん)さん。
フランスでプレーした時の辛い経験を活かして、日本のハンドボールチームに力を添えた大きな存在です。
明るく魅力的な人柄は「イット」や「ジャンクSPORTS」・「さんま御殿」など数々のテレビ番組にひっぱりだこです。
ハンドボールは、日本代表主将は引退しましたが所属する日本リーグで現役を続けています。